第6回目はツリーフォーク.
この種族は大変わかりやすい強さを有しています.なんといってもサイズがでかい.
みなさんもプレリでツリーフォークをたくさん入れたデックを組んだのではないでしょうか.

まあわかりやすい種族だけにあんまり解説することが無いので簡単に.
ツリーフォークデックは大きく分けて4つのパーツから構成されると考えます.
まず,シナジーというかツリーフォークを集めることで強いと感じる部分.
《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》森かツリーフォークプレイで+2/+2.
《茨歯の魔女/Thorntooth Witch(LRW)》ツリーフォークプレイで+3/-3.
《根組み/Rootgrapple(LRW)》生物以外を破壊.ツリーフォクがいれば1ドロー.
戦杖は序盤から殴れる数少ないツリーフォーク.
茨歯はツリーフォークデックでは再利用可能な除去なので非常に強力.
根組みは弱そうに見えるけど,インスタントであることと「ツリーフォーク呪文」であることで意外と使いやすく感じるはず.相手のランドを割るだけでも十分な働き.さらに赤以外では対処が難しいプレインズウォーカーも一撃で屠れるところが非常にグッド.
この辺は普通に強いのでツリーフォークデックを組むならば是非欲しい部分.

2つ目は堅い部分.これはお馴染みの攻撃能力より防御能力が勝っている連中.
《雲冠の樫/Cloudcrown Oak(LRW)》4マナ3/4到達.
《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash(LRW)》4マナ2/4沼渡り.
《黒ポプラのシャーマン/Black Poplar Shaman(LRW)》1/3.再生能力付き.
《木化/Lignify(LRW)》0/4にするエンチャント.
こいつらは見た目通りデュエルを引き伸ばす役目を担う.
守りに入ったときのツリーフォークの堅さは異常で,そうそう簡単に突き崩せるものではない.

3つ目はマナ加速.
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》生物と一緒にタップで1マナ.
《肥沃な大地/Fertile Ground(LRW)》土地が2マナ出るようになるエンチャント.
《葉光らせ/Leaf Gilder(LRW)》2マナ2/1マナエルフ.
ツリーフォークは全体的に重めなので他のアーキタイプ以上にマナ加速が重要.
マナエルフなんかはエルフの人に取られないうちにさっさと取りましょう.

そして4つ目が殴る部分.
《樫瘤の戦士/Oakgnarl Warrior(LRW)》7マナ5/7警戒トランプル.
《歩哨の樫/Sentry Oak(LRW)》5マナ3/5.激突で勝ったら5/5で殴れる.
《種導きのトネリコ/Seedguide Ash(LRW)》4/4.死んだら森3枚サーチ.
場合によっては上であげた《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》や《沼うろつきのトネリコ/Bog-Strider Ash(LRW)》もここに分類される.
個人的にこの環境は回避能力の無いアタッカーに求められるパワーは”4”だと考えている.パワーが3以下の生物はすぐに止まってしまう感覚がある.
なのでパワーよりタフネスが高いツリーフォーク達が殴るためには高マナ域のデカブツまで繋げるのが妥当なんじゃないかなぁと思う.
普通のドラフトだとかなり重く感じる7マナというマナ域も,序盤差し込まれにくいツリーフォークデッキでは十分到達可能なんじゃないかな.

相性としては戦略が単純なのでシステムに弱い.逆にタフネスが異常に高いので巨人やゴブリンといったダメージで生物を除去するデックには強い.ってとこかな.
あ,でも《ボガートの丸太運び/Boggart Loggers(LRW)》とか厳しいかも.

というわけで簡単だったけど,まとめ.
一つ,ツリーフォークは序盤耐えるデックである.
一つ,ツリーフォークは後半降臨したデカブツで殴るデックである.
一つ,ツリーフォークはデカブツのためにマナ加速を出来るだけ取ること.
実際に組んだことが無いので適当ですが,こんな感じで.
では.

あ,忘れてたので追記.
《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》が3枚くらい取れたら序盤から波紋のビートを刻むのも悪くないかもしれない.でもほんと序盤からパンチ力があるのはこいつだけ.あんま期待しない方向が吉.

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